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公文書改ざんについて

昨年末に「 少し早いけど2017年企業の不祥事を振り返る 」という記事を当ブログで書いた。 この時は神戸製鋼所がアルミ製品の一部で性能データを改ざんしていた問題になっていたこと、日産とSUBARUが新車の完成検査を無資格の従業員が実施していたことを受けて書いたものだ。 時は過ぎ、今年1月。 今度は学術機関から論文不正の問題が明るみになった。 京都大学のiPS細胞研究所の論文が、ねつ造、改ざんのあったものと報道された。 そして今回は公文書の改ざんの問題。 僕はちょっと気になる。 これらの問題は個々別々の問題なのだろうか。 一連の問題は地続きの問題として捉えられないか。 都合の悪いデータがあるという現実を捻じ曲げ、自分たちの都合に合わせて真実を作り上げる。 まさにジョージ・オーウェルが描いた世界そのものじゃないか。 (参考:以前の記事「 真実が書き替えられたら 」) 蓋をされていた「正しい事実」と「作り上げられた真理」。 虚偽が、改ざんがまかり通ってしまったら、行政機関は何でもありになってしまう。 立件民主党の枝野代表は民主主義の問題と言っているようですが、僕は人権の問題だと思っています。 あるいは言葉の違いであって、同じ意味かもしれません。 権力が、表向きは何ごともないかのように装い、裏で都合のいいように示し合わせる。 国民の財産を奪うかもしれない。 自由を侵害するかもしれない。 権利が脅かされる危険が、日常的なものになってしまう。 そういった危機に立たされているんだと思います。

最近気になっている本

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ひと月ばかし放置してしまった! この1ヶ月あんまり真面目なこと考えてこず、主にFXでどうやったら勝てるかだけ考えていました。 挙句の果てにFXブログまで作ってしまいました。 「 Delayed StealのFXブログ 」 まだコンテンツ全然ないんですけど、暇なときに興味のある方はぜひ覗きに来てください。 本日は最近読んでみたいなと思って積読してたりAmazonのほしいものリストに入れっ放しになっている本たちをみておきたいと思います。 フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方 ダニエル・ピンク 固定リンク: http://amzn.asia/cDo5h91 ルポ 雇用なしで生きる――スペイン発「もうひとつの生き方」への挑戦 工藤 律子 ルポ 雇用なしで生きる――スペイン発「もうひとつの生き方」への挑戦 工藤 律子 固定リンク:  http://amzn.asia/8dbZ6hz ブログのタイトルが「ポストブラック社会を」になっている通り、僕は現行のブラック企業がはびこり、労働していく以外に生活費を工面する手段に乏しく、最後の頼みの綱(セーフティネット)である生活保護基準は引き下げられるような息苦しい社会に辟易しています。 現行の社会のオルタナティブを模索したいのです。 以前にも書きましたが、FXでトレーダーとして暮らしていきたいというのは、僕なりのこの社会に対する゛No”なんです。 不労で労働より多くの所得を得てやろうと思っています。 悪いのは不労所得でなく、不労所得以下の給与すら払えない経済・労働環境なんだぞって突き付けてやりたいという気持ちは少なからずあります。 まだ全然FXで勝ってないですけどね笑 この2冊はこれから読むので詳しい中身はよく知りませんが、何かヒントになることがあればいいなと思っています。 理想をいえば、労働の有無を問わずすべての人の生活費が保障されているのが望ましいと考えています。 ベーシックインカムもいいですし、最近ではそもそも貨幣を媒介せずにモノやサービスを受け取れる経済を作れないかなって考えています。 キャッシュレスな社会かもしれないし、地域通貨・振興券による社会かもしれないし。 ...