広がる黒
原付に乗っている方も乗ってない方もこんばんは、夏から乗り始めた僕は冬に原付に乗るのがこんなに寒いとは想像もしませんでした。 2,3週間前にブログタイトルを変えたんですが、だんだん馴染んできたかなって思います。また変更に伴って今まで公開してた記事のいくつかは非公開にしましたし、公開している記事にも加筆修正しました。 ブラック企業という言葉はみなさんご存知かと思います。明確な定義はありませんが、長時間労働など従業員の健康を害する、残業代未払いなど違法である、人格否定やハラスメントがまかり通るなどの問題がある企業のことです。 ちなみに英語のblackという単語にはもともと悪い、不正な、悪意のある、といった意味があります。大切なのは「悪意がある」という点で、無意識に労働者を苦しめているわけではない、是正しようと思えば対処の方法はあるのに是正されないことであると僕は思います。従ってもしブラック企業を言い換えるのならば違法企業、不正企業という言い方では生ぬるくて、はっきりと『悪質な企業』と言わねばなりません。 しかし見渡してみると、果たして悪質なのは『企業だけ』でしょうか? こんなにブラック企業が問題になっているのに取り締まることのできない行政 餓死者が出ようとも生活保護の申請を断念させること(水際作戦)に熱心な福祉事務所 子の人生が親の経済力に左右される不平等 生きていく上で何をするにも費用(おカネ)がかかるのに収入を得る手段は限られている … ブラック企業の蔓延、またその放置を筆頭に、日本社会自体がもはやブラック一色ではないかと疑わざるを得ません。社会全体が悪質に染まっています。 一人ひとり、個人と接すると感じの良い方、博識な方、面白い方、いっぱいいます。僕みたいな取り柄もなくてつまんないやつより魅力的な人が多くいます。でもそれが社会全体で見ると一変してしまうんです。 僕の言いたいことを否定したい、あるいは僕の主張にそぐわないこともあるかもしれません。しかし、暫定でもいいので僕は言いたい。この社会はブラックだと。 僕はこの社会が「ブラック社会」であることを示し、そしてここからの脱却を目指すためにブログの趣旨を変えました。 この悪質な社会を乗り越え、誰にとっても暮らしやすい社会を求めたい。その願いを込め...